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小説『姑の遺品整理は迷惑です』

6月になりました。
一年の半分の時期に来たなあと感慨深いです。
この分では、直ぐまた正月がきそうですよ。

1日、婦人会の役員会
仲間が本を貸してくれました。
『姑の遺産整理は迷惑です』というタイトルの長編小説です。
うちあたい『身に覚えがある の方言』しますょ。
私も子どもらに言われるのは目に見えてます。
帰ってから一気に半分読みました。

一人っ子の嫁になった中年婦人が、脳出血で急逝した姑のアパートに遺品整理に通う話し
パート勤務の合間に、1時間半離れたアパートに出かけるのだけど、3DK収容たっぷりの姑の家はどの部屋も不要品で溢れています。
業者に頼む余裕は無し、はやく片付けてアパートを解約したい。
そこはエレベーターのない上の階で、ゴミだし規則もうるさい
手伝う人もなく、嫁は見えない姑の視線に苛立ちながら疲弊していきます。
休日に夫を同行したら、4、50年も忘れていたはずの思い出の品をあれこれとっておきたいと言い出す
自宅は断捨離してすっきりしたばかり、ダサいモノを起きたくない妻
夫は、趣味もサイズも合わない姑の服やバッグをお前が使ったら?ともったいながる
使い道のない高価そうな壺や10人分もありそうな食器や蒲団
ガンを患い半年の自宅療養のうちに、全て処分して指輪一つ残して逝った実母と比べてなんという違い!

私は姑の不要品を溜め込む心の闇?気持ちに頷きながら、読むうち嫁さんの気持ちにも共感しました。
私だって、いつポックリ逝くかわからないのだし、ちゃんと片付けて逝かないと、いけないよね~
さて、残り半分は今日読みますね。

by isozineko | 2019-06-02 08:23 | Trackback | Comments(0)