春と秋が同居
石垣市立図書館の敷地内の、これはアコウかな?ガジュマル?
根元がむき出しになっているから、地中の根っこの張り具合がよくわかる。
上の葉っぱが茂っているところまで根っこは伸びているって本当なのね。
根元には台風で潮がれした葉が散っていて、枝の先端には若葉が伸び始めている。
春と秋が1本の木に同居しているんです。
この木ばかりじゃなくて、野山のたくさんの樹木が同じ営みを繰り返しています。
2度目の春仕度だもの、木は相当なエネルギーを使ってしまう。
新芽が伸びてちゃんと光合成をしないうちに次の台風が来ると、体力のない木は枯れちゃいます。
何とか持ちこたえても、先端まで養分が行かないので生育が遅れます。
人間と同じなんですね〜。
by isozineko | 2013-07-23 12:41 | Trackback | Comments(2)