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紫陽花が咲いた

玄関の鉢植えの紫陽花が咲いた
今年は水やりが適切だったらしくて、珍しく大きな花が開いた。
優しいピンクの花房が四輪。きれいだなぁ。
若いころから、一番好きな花は水色の紫陽花。
雨が一番似合う花、ちょっと切ない初恋の思い出につながる花。
そういえば、高校1年から5年近く付き合った彼が亡くなったのも6月、紫陽花のころだった。
彼の25歳の誕生日の少し前だったな。
25歳まで付き合ってたら結婚するかも…と言ったくせに、お互い別な人を選んだのよね。
生きていたら63歳、いい男になってたかな。
青い紫陽花には思い出が重なって胸がキュンとする。
もう顔も思い出せないのにね。

by isozineko | 2011-06-20 22:12 | Trackback | Comments(4)

Commented by taro012345 at 2011-06-21 17:24 x
アジサイの季節ですね。うらやましいような体験ですが、アジサイで思い出してもらえる彼は男冥利につきます。
Commented by isozineko at 2011-06-21 18:43 x
うらやましいようなって、taroさんにも恋の思い出の一つや二つあるでしょう?
私たちの頃は今の高校生みたいにおおっぴらに手をつなぐこともできなくて、一途にその人だけを想っていた若い苦しい恋でした。
もう、あんなふうに人を想うことは2度とないと思ったけど
大人には大人の恋の切なさもあるものですね。
Commented by kattyan62 at 2011-06-26 08:06
以前に聞かせてもらったことのある彼ですね。
十代の頃には身を焦がすような恋を知りませんでした。付き合ってはいても同席するだけの関係でしたとは申せ、会いたい気持ちは持ってたと記憶しています。そうか、この記事の背景が詩的なisozinekoさんを作っていたんだね。
青く、未熟な紫陽花。高校生だった頃の未熟な恋を思うと・・・・・
Commented by isozineko at 2011-06-27 19:46 x
未熟だったからこそ思い出はせつなく残っているんです。
清水健太郎にそっくりの男前でしたが、亡くなってしまったしね。
1歳にならない娘さんが一人いたように聞いています。