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鬼餅(ムーチー)の日

今日はムーチーでした。
ムーチービーサ(鬼餅寒)のいわれどおり寒い1日で15度くらいかしら。
朝からすごく忙しかったし、これから習字教室の新年会なのです。
今日はダンスサークルには行けないなあ。
ムーチーのいわれなど面白いのだけど時間がない、記事はまた明日。
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1月12日追記
沖縄本島では、昔から旧暦の12/8には鬼餅「ムーチー」を食べる習慣があります。
もち米粉に三温糖を加えて練ったものを、月桃の葉に包んで蒸します。
蒸している間にだんだんとこのサンニンの香りが広がってきますねぇ。かなり強烈。
もともとは厄介払いのため、子どもの健康と成長を願って食べられていました。
子どものいる家ではその子の年の数だけムーチーを軒下に紐でしばって吊るし、毎日一つずつ食べたりしたそうです。
初めてムーチーの日(12/8)を迎える赤ちゃんがいるところでは、初ムーチーといって、親戚、近所にそれを配って歩くというのもあります。
娘のところでは9日に作って配ったといっていました。
昔は、毎年家庭でおばぁが仕切ってムーチーを作っていて、その蒸し汁は屋敷の敷地内の四隅にかけたりしていたそうです。
残念ながら最近ではこのような家庭も大分少なくなってきたようです。

ムーチーの由来、ネットで簡単なのをみつけました。

昔、首里に仲の良い兄と妹がいました。ところが兄が鬼になってしまい悪さばかりをはじめたんです。そこで妹は普通の餅と、鉄の入った餅を作って鬼になった兄を退治することにしました。妹は普通の餅を食べ、兄に鉄の入った餅を出しました。そしてわざと着物の裾をあけて兄の前に座り、「上の口は餅を食べ、下の口は鬼を食べるのよ!」と言うと、驚いた兄はそのまま崖から落ちて死んでしまったとさ。という話。
ちょうどその日は暦の上では「大寒」。暖かい沖縄でも毎年その日だけは必ず寒くなるんですよ。

by isozineko | 2011-01-11 19:11 | 季節便り | Trackback | Comments(3)

Commented by kattyan62 at 2011-01-12 15:15
15度で寒いんや。こっちの日中は7度、最低は2度だそうでした。サッブ〜
ダウンのパンツにダウンのジャンバーで丁度いいのです。吸い込んだ空気で鼻や気管支が痛んでマスクをかけて寝てます。
鬼餅寒って祭りなん?
Commented by kattyan62 at 2011-01-12 15:17
追伸
随分前やけど、沖縄地方の家の優れた通気性でカビや腐食を防いでると聞いたことがあるんですけど、写真の家も開放的なんやね。
Commented by isozineko at 2011-01-14 09:29 x
にいにい、普通、日中の気温が20度以上あるんですから15度は寒いです。ムーチーのころは更に寒くて、最低気温が12度くらいだったようです。
沖縄の家は開放的です。昔は障子もなかったし、夜は雨戸を閉めて眠ったそうです。クーラーもなかった昔の夏の熱さ対策だったと思います。
石積みの塀に付きそうな位に軒を低くして、門の中庭(正面)にはヒンプンという大きな石積みのついたてを造っていました。
今はプライバシー重視とコンクリート住宅の発達で本土並み以上のがっしりした造りが多くなりました。もちろん台風対策ですね。