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大荒れの豊年祭

那覇から帰ってくるとき、空港構内のバスでごいっしょした老夫婦
毎年石垣島周辺離島に旅をされるそうで
今年は波照間島へ行くのだと楽しそうに話していた
南十字星を見たかったがシーズンオフだし、満月で星も見えないようだと言うので
 波照間は神様の島ですよ 
 満月の夜は明るくて月明かりにに照らされた白い砂の道もすばらしいです
 よい旅をしてくださいね と登場口で別れた

飛行機の中で隣り合わせた若夫婦は3年生の男の子と赤ん坊と
前の席にはおじいちゃんおばあちゃんもいて一家旅行らしい
何も下調べをしてこなかったというので
 よいときに来られましたね、今は豊年祭シーズンですよ
 ぜひ、見てくださいね と祭りの行われる集落の情報を教えた

それなのにあれからずっと雨
波照間への船は欠航になったのではないかしら
23日夜には風が強くて積乱雲からの強烈な下降気流、ダウンバーストがあったらしい
台風も来なくてすくすくと伸びた青キビが、風の通り道だけ帯状になぎ倒されていた
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豊年祭も雨で、見物客は散々
でも、濡れついでにおもいっきり楽しんじゃおうと思ったのかどうか
踊り手も旗頭も、雨なんかお構いなしの熱狂振り
旗頭は長いさおの先端に集落のシンボルを美しく飾りつける 重さが30キロとも50キロとも言う
腰に巻いた荒縄の上で男たちの手から手へと渡される
雨で濡れて手がすべるので、倒さないように周り中からロープを掛けて引く

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倒れてきても危なくないように、屋根の下で、壁に張り付くようにして写真を撮っていたのに
それなのに、頭の上に小学生の持つ旗頭が倒れて、丁度壁ぎりぎり、私の頭に降ってきた
松葉のような飾りがバサッと当たって、一瞬何事かと思った。
 ガ~ン!痛~! カメラのスイッチが切れていた
私の頭に当たったと気付かないのか、だれもごめんとも言わない
旗頭は何事もなくまたまっすぐに立てられ、手から手へ
子どもの旗頭でよかった!これが大人の旗頭だったら首が折れていたかも…
あれから夕方になると頭頂部が重くなるのだけれど、大丈夫、よ ね?

by isozineko | 2010-07-27 19:40 | 季節便り | Trackback | Comments(2)

Commented by にいにい at 2010-07-28 16:03 x
石頭?だと頭は大丈夫なんだけど、首は捻挫してるかもしれませんね。
祭りに怪我は付き物だそうで、大阪岸和田の喧嘩祭りでは死者の出る事もあるんですよ。地車が大急ぎで走り回るんです。岸和田人は世界中、何処に居ても帰ってくるのだそうです。

頭頂部が痛いのは、僕も同じ頃、立ち上がった拍子にテレビの角でゴツン。触るとコブが出来ています。
痛くない方が心配、気分が悪くなったりもしてないよね?
Commented by isozineko at 2010-07-31 19:43
にいにい、2,3日重い感じで、ちょっと心配していましたけど、大丈夫治ったようです。
軽めの子どもの旗頭でしたから、首はなんともないですよ。
大阪岸和田のだんじりでしたっけ。TVで見ましたがすごいですね。