アカショウビンのつがいに出会う
昨日のこと、春霞がかかって空模様の怪しい昼下がり
仕事の約束が済んで遅い昼食、農道に車を止めてお弁当を食べた
野生のグァバの花がほのかな香りを放っている
刈り取ったばかりの牧草地にはアマサギとコサギが舞い降りて
長い首を伸ばしたり縮めたり餌探しに余念が無い
車に積みっぱなしの望遠鏡で、つかの間のバードウオッチング
こんな昼休みは気持ちが晴れていい
帰りに通ったヤシ林で、赤い影がひらりと横切って車を止めた
アカショウビンだ
枯れ木のウロに取り付いては藪に隠れる 近くに巣があるらしい
エンジンを切ってしばらく見ていたら、道沿いの柵に出てきた
眉間に皺を寄せてなんだか怒っているような顔
車の窓は閉めたままで見ていたが、私を警戒しているらしい
そっとカメラを出してフロンとグラス越しにパチリ 目が合った
1羽が藪に飛び去るともう1羽が柵に止まって偵察
よく見れば、顔つきも のどのあたりの色も違う
どちらがオスかメスか分からないがツガイのようだ
やたら忙しい日々に、ねぎらいのプレゼントをもらったようなひと時だった
これは8日の昼前の写真。先生をご案内して少し離れたところで観察。
ツガイが仲良く姿を見せてくれた
車は彼らにはただの物体だったようで気にする様子もない
30、40分ずっと姿を見せていて、先生は大満足
小枝にいた2羽は優しい顔だった気がする
by isozineko | 2010-04-07 13:07 | 季節便り | Trackback | Comments(9)
ハンターは、どうしても目つきが鋭くなり、眉間に皺を寄せているような顔つきになるのでしょうかね。 木の実を啄んだりする動物は目が丸く、大人しい顔つきになるのではないかという考えに至りました。
僕も、若い頃の鋭さが消え、目つきも随分間抜けになりました。
貴女の彼を紹介してくださいな。
全体を非表示にしようかと思ったのですが、それならはワードで書けば事足りる。
日記というならそれでいいわけですけど、なんだか味気なくて…。
コメントでつながってくださる皆さんとのご縁も捨てがたい。
言葉を持ち、感情を表現できる術があるゆえに生まれる軋轢もありますね。
それでも、微かなつながりを手放したくはないってことでしょうか。
ネットでしか社会につながれない若者が多くなっているそうです。
電話なら相手の声や間で相手の気持ちをおもんぱかってしまうし、聞きたくないからと無碍に切れないでしょ。
ネットならその点自由ですものね。私の知り合いで、友人からのケータイメールでも鼻が利いて、自分に都合が悪そうだと開けずに捨てる人がいますよ。
本島に大事なことは心に留めておくか、自分の目の届くところだけに置くほうがいいです。
書いて気が済むこともあるし、誰かに読んでもらって気が晴れることもある。
でも、心の軌跡をいつまでも公開しておくのはちょっとね…。
自分だけ分かっていればいいことですから。