農作業必須アイテム蓑笠
さとうきびの刈入れや普段の畑の手入れに
昔は必須アイテムだったという蓑笠
クバの若葉を熱処理して乾かし編みこむのだそうです
編む糸は海岸に生えているアダンの気根を裂いた繊維
これは伝統凧の尺を取るのにも大事な素材です
蓑笠は夏の暑い太陽の下の作業に自前で作る日陰
首に巻いて日の差す方向へ廻しながら使うそうで
軽くてとても涼しい風が通るのだそうです
雨が降ったときにはもう少し厚くて長いものがあります
1度作ると5~6年も使えるそうです
首の後ろの骨が人間の1番大事な骨で
これを日に干したら病気の元なので守るためにも大事なのだそうです
畑に出るお年寄りの中にはがまだ使っている方がいます
使い終わったら手入れして軒に下げておくのです
サワサワと蓑を揺らす風の音に
明日の天気を占ったりもしたのでしょう
なんて雅やかな自然と一体の暮らしでしょう
今は昔の物語になりつつあります
by isozineko | 2010-02-03 19:24 | 昔語り | Trackback | Comments(5)
蓑のカサカサ音の乾きと湿気で天気を知る農民の知恵も、テレビの天気予報より正確なのでしょう。
isozinekoさんも、日本の東北で育ち、最南端とも言える石垣の自慢できるほどの自然の中、きっと遺伝でもあり長生きしますよ。
汚れた空気を吸い、浄化しきれていない水を飲んで暮らした僕は、妻のお迎えが早く来てくれるのさ。 と思い願っていますが、今少し迎えは待ってもらわねばなりません。
今ではTVに車、夜中までバイクやらとなりの風呂のボイラーの音やらわけの分からない低周波音まで。
島も都会並ですよ。
ここはね、本当に度の付くほどの田舎です。もしも妹が来たらアイドル間違いなしです。未だに妹のような可愛い人を見かけたことがありません。
もしも、妹のような人が通ったら、フラフラと着いて行ってしまうかもしれないなぁ〜