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アンガマとイタシキバラ

実家のお盆を終えて帰った翌週は沖縄のお盆
旧暦(太陰暦)の7月13日から15日までの3日間
4か字ではウシュマイとンミーのアンガマ行列がある
あの世のご先祖夫婦と孫子の霊に扮した仮面の一団が夕方の町を歩く
三線を弾きながら旧家や依頼のあった新築や新盆の家々を回る
仏壇の前の1番座で輪になり踊りを披露したり、観客ととんち問答をして賑やかす
周囲の家の人や観光客やらがぞろぞろとついて周る
中日の夕方、アコウの木下で子どもたちのアンガマが集まっているのを見かけた
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送り日の15日は夜中まで親戚が集まって賑やか
月が中天に昇る真夜中12時ごろ、門口で送り火を焚いてご先祖様を送る
倒れても起き上がると言う縁起を担いでサトウキビの杖を立て、ご馳走を小分けにした土産を供える
ウチカビというあの世のお金を、札束にして焚き一家で手を合わせる
 どうぞ無事にお帰りください、また来年のお盆にお迎えいたします
 それまで、あの世から家族を御見守りください

そしてご先祖を送った翌日にはイタシキバラ
ドラと笛の音で獅子が踊り、あの世に帰り損ねた悪霊を祓う
宮良集落には親と子の3体の獅子がいて
子獅子がこの1年に新築をした家や店を走り回って厄払いをする
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こうしてお盆行事がすっかり済むとやがて9月
秋燕がやってきて、すばしっこいツバメ返しを展開している

朝晩は少し涼しくなって、風の中にそこはかとない秋の気配を感じるころ…
と言いたいところだが、暑さはまだまだ緩みもせず11月までクーラーがフル稼働
しかも今年はまだ台風が来ない
台風の少ない年は、後から大きなのがやってくると古老が言う
昨日今日は雨、北には沖縄本島南で発生した台風7号
フィリピンのあたりで発達して西へ向かったはずの台風6号が戻ってきそうな気配
台風が来ると花盛りのホウオウボクがひとたまりもないなあ
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ここ2,3日は天気図とにらめっこが続きそうだ
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by isozineko | 2010-08-30 19:13 | 季節便り | Trackback | Comments(1)

愛すべきなかまたち

ふるさとの虫たち
昔は小川沿いの木陰で優雅に飛んでいたハグロトンボ
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地域では愛情を込めてオハグロトンボと呼ぶ
裏の井戸の周囲が住処で2匹いるらしいが、確認できたのは1匹

草の上で蟷螂がおいでのポーズ
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脱皮に失敗して命尽きた蝉
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土の中に何年もいても最後の羽化で日の目を見られないのは哀れ
無事脱皮できた仲間はすでに土に返ったころか

防空壕後の洞穴の入り口に網を張った蜘蛛
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そして、そこら一帯を縄張りにしているトカゲ
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みんな愛すべきなかまたち
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by isozineko | 2010-08-30 10:17 | 季節便り | Trackback | Comments(0)

古里のムーミン列車

7月中ごろだったかNHKでいすみ鉄道を旅する番組を見かけた
スイッチを入れたときはもう終わる寸前だったのだが
ムーミン列車が走っているという話だった
そこは昔から1両編成のマッチ箱のような汽車がのどかなローカル線を走っている
沿線は菜の花が美しくて、カメラマンの絶好の被写体になっていると聞いた

昔は国吉鉄道といったその線路は、私たちの高校に通う足で、
高校の周辺は昔の山城跡で春は桜が美しく、秋はもみじ
小さな渓谷は千曲川に似ていると言われるほど美しかった
何度も廃止の危機があったが、房総のムーミン谷として売り出して
今は存続が決まり、ムーミン列車が走っているという

先日のお盆休暇で訪れる機会を得た
国吉駅構内にはムーミンショップができていて、いろいろなグッズが置いてあった
寄付込みといい総じて高いが、少しばかり土産に買ってきた
1時間に1本程度のダイヤではあるが夏休みのせいか乗客がけっこういた
スタンプラリーもあって東京から何度も乗りに来た客もいるという

大好きな古里のローカル線に今はムーミン列車が走っている
そう思うだけでなんだか幸せな気がする
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by isozineko | 2010-08-25 19:57 | ふぁんたじー | Trackback | Comments(4)

飛行機からの虹~帰って来たよ 

8月18日の夕方、沖縄から石垣島へ向かう飛行機の窓から虹が見えた
太陽に向かっているのに雲の下にできた虹
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飛行機は猛スピードで飛んでいるので、あっという間に角度が変わって見えなくなる
空を見ていると、どんな雲の下に虹ができるかわかってきた
盛り上がった積乱雲の下の方にできた筆ではいたように見える薄い雲
そこに陽が当たるとプリズム効果で虹になるらしい
はっきり湾曲がわかる虹もあるが、たいていは細切れの虹彩
見えては消えるそれらの虹と雲の狭間に見とれた
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やがて、機体直下に宮古島、下地島が見える
滑走路のあるのが下地島、小さい島だがパイロットの養成基地がある
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まもなく多良間島が丸く浮かんで見える
アナウンスがあって、急いで反対側の窓に席を移った
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到着便遅れとかで那覇で1時間以上も遅れた
後発の便に乗るはずだったのに機材調整になるからと言われて前の便に変えられた
それなのに、予定の便は機材調整にもならず定刻10分遅れで先に飛んだ
わざわざ遅れた便に乗せられたことになって腹が立っていたが、おかげで機内はガラガラだ

多良間が見えるともうすぐ石垣島の北端平久保半島
電子機器をoffにするようアナウンスがあった
天気はあまりよくないらしい
雲に霞んだ海の中に平久保から船越へ続く島の北端が黒いシルエットになって見えた
帰ってきたなあと思う
わずか一週間の旅だったのに、ずいぶん長かったように感じる

少しあけておいた小窓の横の階段にチビちゃんが座ってお出迎え
やたらと擦り寄ってくる
向かいのオバサンにお願いした猫のえさビンは残り少なくなって置かれていた
土産に買ってきた九十九里産のいわしを1匹やるとうまそうにかぶりついた
刺身以外の魚は見向きもしないやつだが、やっぱり、本場のめざしは美味しいでしょ

荷を解いてやれやれと横になると見慣れた雑然とした風景に包まれる
一瞬に普段の暮らしに戻った
戻ってみれば、この1週間があっという間に遠くへ行った気がする
何事もなく、どこにも行かずその前の1週間に繋がったような錯覚

母に今ついたよと電話を入れた
最後に残っていた妹も今日に午後に帰ったそうだ
 また年寄り二人になった
 大丈夫だよ、また頑張るから… とちょっと淋しそうな声が返ってくる
ごめんね母さん、私の居場所はもう沖縄みたいだよと心に思う
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by isozineko | 2010-08-21 11:59 | 日記 | Trackback | Comments(1)

帰省

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16日に盆の送りをして、盆明けの今日は私も実家を後にした
妹と母が停留所まで送ってくれた
茂原から東京行き快速電車に乗る
ダンスシューズを買いたくて、ネットで調べた店は上野の駅近く
乗り換えて上野に着いたのは12時、目当ての店はすぐ見つかった
帰りの便は16時すぎ、2時間ちょっと暇がある
上野公園でも行こうかなと歩いていたら
01のビル前の歩道橋から見える温度計が39℃を表示していた
旅行カバンに靴とお土産荷物を持って、人混みを歩いたら汗だく
気温は東京が高いけど、それでも、沖縄の夏の太陽の下の方がやっぱり暑いと思うよ
出口を間違えて、すごい人混みに紛れ込んだと思ったらアメ横だった
築地直送のネタが乗った丼ものの露天で遅い昼食、
マグロとウニ、イカ、ネギトロの特盛り丼700円
うっかり写真を撮るのを忘れたが美味しかった
隣の露天で山梨の桃が6個で1000円売り
荷物が増えるけど美味しそうな誘惑に勝てなかった
公園も美術館もパスしてアメ横を行ったり来たり
今度は友達を誘って身軽で来てみたいと思う
羽田でいつもの生シュウマイを買い込んで、那覇空港についたら6時半
モノレールの駅まで娘が孫たちと迎えてくれた
桃と生シュウマイは孫たちにも大好評
荷物は重くてかさばったけど、持って来た甲斐があったというもの
明日夕方の便で石垣島に帰ったら一週間の夏休みが終わる
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by isozineko | 2010-08-17 23:58 | Trackback | Comments(3)

里の盆

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新盆の祭壇は仏壇とは別にかざります
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by isozineko | 2010-08-14 21:39 | Trackback | Comments(2)

父の新盆

お盆で実家に来ました
二人の妹夫婦と子どもたちも揃って賑やかなお盆です
お盆に里帰りは随分久しぶりで
甥や姪たちがすっかり大人になっていてビックリです
小学生のとき、一緒に机を並べた仲間の1人が鬼籍に入ったと聞きました
昨年、父の49日に帰ったときたずねてきてくれて会ったのに

明日は近所の人も来てお寺さんにお祈りをしてもらいます
準備がいろいろ大変です
お天気が気になります
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by isozineko | 2010-08-14 21:33 | Trackback | Comments(0)

茜空に虹

9日、日が落ちた7時半 空は茜色
何気なく見た東の空に虹
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日が落ちたのに虹が出るとは思わなかったので見つけたときはびっくり
写真を撮ったときには気がつかなかったけど
取り込みしたら外側にもう1本の虹があった
ちょっと色調整したら、ほら、色の並びが逆なのがよく分かるでしょう?
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車で回っていたら所々で小雨にあう
雨に濡れたアスファルトの農道は茜色の空を反射していた
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遠くの於茂登岳も茜空の中にシルエットがくっきり
ああ、きれいだね
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明日は仕事が終わった後、最終便で那覇へ
娘のところに1泊して翌朝の早い便で上京する
父の初盆、妹が車で片道2時間を通って準備してくれている
お盆に実家へ帰るなんて30年ぶり
手荷物の底に青い朝顔模様の浴衣を入れた
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by isozineko | 2010-08-10 18:31 | 季節便り | Trackback | Comments(2)

台風発生も肩透かし

7日夜、島の南東にあった低気圧が発達して台風4号になった。
8日未明には先島が暴風雨圏に入るとニュースが告げていた
最大潮位の季節で満潮と重なるので高潮に注意とも
台風といえばフィリピンの遥か南で発生して勢力を拡大しながら北上というのがお決まりコースだったが
今度の台風はすぐ近くで発生して育たないうちに接近した

明け方には強風圏内というので、雨が振り込まないように窓を細く開けて眠ったが、
さしたる風雨もないまま、台風は宮古島の東を掠めて北上した
曇天で遠い台風からの風があると大変すごしやすい
このところの寝不足を一気に解消した感がある
それにしても、今年は本当に台風が来ない

写真は6日の大浜海岸、雨は降ったが沖には白波の影もない
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台風がないのでマンゴーやパッションフルーツなどの実物は豊作だという
その割りにマンゴーは安くならない。
実がつきすぎると品質が落ちるのだそうで、農業は難しい。
スーパーの特売でも手のひら大のもの2個が化粧箱入りで3000円していた。

完熟の実が重すぎて吊り下げた袋ごと落ちると小さな打撲傷ができる
傷みが早いので打撲しては売り物にならないと、大きなのをいただいたりしてた
他にも美味しいところを選んで届けてくださる方もいて、例年になくよく食べた
大きな実を一人で食べると、半分で もういいや!という感じになる
後は明日のお楽しみで冷蔵庫へ
剥きたてが1番美味しいのに、もったいない話だ

友人いわく、「パインは買ってでも食べたいが、マンゴーは買ってまでは食べない」
彼女も定年後の道楽で畑をやっている友人が多い
私も今年は食べ過ぎてやや食傷気味
贅沢な話で申し訳ないが、足らないくらいが丁度いいのかもしれないと思う
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by isozineko | 2010-08-09 12:03 | 季節便り | Trackback | Comments(2)

空をゆくワニ

先日、平久保で見た夕やけ雲
日が沈んだ後の北の空に出ていた積乱雲なのですが
野原をまたいでいくワニの怪獣みたいです
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あの町この町 日が暮れる
今来たこの道 かえりゃんせ
夕焼け怪獣の帰るふる里は海のようです
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by isozineko | 2010-08-07 11:13 | 季節便り | Trackback | Comments(3)