カテゴリ:こころもよう( 35 )

平凡な幸せをかみ締めた日

今朝珍しく長男から電話がありました。
台風見舞いと、6月はいつ那覇に来るのかという問い合わせで、
中旬に娘が満1歳の誕生日を迎えるのでお祝いを一緒にしようという話でした。

息子夫婦は今月初旬に嫁の実家のある北海道石狩市に行っていたようです
結婚式から2年余り、嫁にははじめての里帰りは子供づれです
ご両親にははじめて見せる孫の顔だし、歩けるようになった可愛い盛り
きっと喜んでいただいたのでしょうね。
ちょっと早いけれど満1歳のお誕生祝いもあちらでして下さって
1升の餅を背負って歩くという風習もやっていただいたのだそうです

仕事のある長男は先に帰ってきたけれど、嫁と孫はそのあと1週間ゆっくりしてきたとか。
息子が言うには、1週間見ないうちに顔つきが変わって、しっかりした感じになったと
こんなに変わるものかとびっくりしたそうです
孫は普段はアパートで両親と3人暮らし、他所の大人とかかわる機会は少ないのでしょう
飛行機に何時間も乗って、初めて会うおじいちゃんやおばあちゃん、叔父さんやおばさん、
中学生の従兄姉に囲まれて10日あまり、小さいながら社会デビューしたわけですね

 1週間で顔つきが変わったのに気付くなんて
 貴方もちゃんとお父さんをしているんだねえ、
 たいしたもんだ!と笑いましたら、
 息子は 当然さ!と威張っていました

昔、お母さんが大嫌いだったと言った息子とこんな風に親子の会話ができること
私も子どもらの1人も、1度の病気も入院もせずに大きくなって健康でいられること
それぞれ家庭を持って、婿にも嫁にも孫にも恵まれたこと、ありがたいことだと思います
定年後も仕事があって人並みの暮らしができて、
1人暮らしをしていても付き合ってくれる友達がいて、やりたいことができて
これを幸せというんでしょうね
つつがなく暮らせることのあり難さを、今日はしみじみ幸せと思いました。

台風は今石垣島の南のあたりを北上しているようです
朝から暴風警報が出ていました
船は朝から飛行機も10時過ぎからストップしているようです
窓を打つ風の音、横殴りの雨が霧のカーテンのようになって吹き飛ばされるのが見えます
50mの先の建物は黒いシルエットになって霞んでいます
こんな日は心が静かに内側に向くものなのでしょうね
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by isozineko | 2011-05-28 12:29 | こころもよう | Trackback | Comments(6)

なんか変?

連日の震災報道に原発事故、避難しているかたがたは寒い中大変なご苦労をされている。
状況が収まったとしても帰る家はないし、被害を免れた農家や漁民にしたところで、作物や土壌が汚染され、船は壊れた上、海までが汚染されたらすぐには立ち直れない。
各地から援助の手が差し伸べられ、ボランティアに行く人、小学生までが小遣いを出し合って義捐金を届けている。
うちの会社でも社員に最低2000円と言う但し書き付きで義援金の回覧が回ってきた。
社外に出ない人はそれで済むが、外回りをする人は出先でカンパの箱を見れば黙殺できないし、いろんな催しやサークルに行っても義援金の箱が回ってくる。
可処分所得の多い独り者はさほど苦にならないカンパも、少ない小遣いをやりくりしている家庭持ちには気の重いことに違いない。
観光地では客足が遠のいて連休でも普段の1割も人が来ないという。
八重山の離島でシーカヤック観光のガイドをしている家族が、収入の中から少しでも義援金を送ろうと話していたら、とんでもない、旅行がキャンセルされて収入もおぼつかない。
田舎のことでアルバイトをするところもないし、どうやって家族の生活を維持しようかと心配していると聞いた。

日本中が大変なときに、何を言うかと言われそうだが、誤解を恐れずに言えばどこかおかしくないか?
被災しなかった地域では普段の生活を淡々と続け、旅行の予定のある人は「いまどき遊びに行くのは気が引ける」なんていわずに堂々と花見でも何でも行けばいい。
年寄りが毎月積み立てた旅行資金で、老人会の沖縄旅行を楽しみにしているなら、遠慮しないで行けばいい。
「毎年家族旅行を楽しみに貯金をしているが今年はそれを義援金に回しました」なんてメールがさも立派なことのように報道されると、退職記念の初めての海外旅行だって遠慮しなくちゃいけない気になるってもの。
人間の体だって、痛んでいないところがちゃんと元気で体力があってはじめて怪我した場所の手当てができると言うものではない?
にぎやかな行事は何でも自粛自粛で、いつもは盛大な八重山の海開きも神女の祈りとささやかな恒例行事だけでいつの間にか終わってしまった。
まるで戦時中の歌舞音曲をつつしんだ時代さながら、ちょっとでも楽しいことをしようと思えば「いまどきそんな非国民」「欲しがりません勝つまでは」とまなじりを吊り上げた人たちが出てきそうな雰囲気。
その時代には生まれていないからドラマでしか知らないけど、それこそいまどき、軍靴の音が聞こえてきそうで逆に怖い気がするんだけどね?
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by isozineko | 2011-03-23 11:55 | こころもよう | Trackback | Comments(9)

ばあちゃんブルー

土日に実家へ様子見に行った妹からメールがきた
大きいおばあちゃんがうつ状態のようで
口には出さないらしいがお迎えを待っているモード満開とか
母が年寄りの世話は大変だと珍しくこぼしていたらしい
頻繁に電話や手紙で明るくご機嫌伺いしてやってとのこと

実は日曜に電話をしたら妹が帰ったすぐ後だったのだが
母は特に変わった様子はなく、このところ暖かで畑に出ているといっていた
耳の遠いおばあちゃんは電話に出なかったがよろしくと伝えた
私が一人になってもう10年もアパート暮らしをしているのを知らせないように
母も心配させまいと無理して元気を装っているのだろう

孫や子に小包を送るのが楽しみでコメや庭の柿や自分が育てた枝豆やソラマメなどせっせと荷造りして送ってくれたおばあちゃんは90歳、腰が痛くて日課の庭の草取りや好きな畑にも出にくくなった
例年だと今の季節にはダンボールいっぱいに庭の柿が届いた
私が赤ん坊のときから柿が大好物なのを知っているからだが、もぐことも難しくなりここ数年はこなくなっている
もう年だからが口癖になっているのだが、自分が居なくなると母一人になるので早く逝きたいとは言えない

気楽に一人暮らしを満喫している自分が申し訳ないような気がする
大晦日まで仕事があるようだが正月にでも帰ろうか
正月は航空運賃が一番高い設定になっているし、4日から仕事だしなあ
夏に帰ったばかりだし航空運賃も割高で気持ちが鈍る
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by isozineko | 2010-12-01 12:51 | こころもよう | Trackback | Comments(0)

幼児虐待をしてしまう母親と言葉の威力

今朝、NHKの番組で母親の幼児虐待を取り上げていました。
最初の半分を見たのですけど、虐待は容認しないけど、
その気持ちは分かるという人が46%だったかな、半数近くいました。
我が子を虐待しようなんて、とんでもないと思う人が残り半分

母親には母性があって、子どもを無条件にいつくしみ育てるものだと、今までは当然のように言われた
スタジオのシングルマザーのゲストもそう言っていました
でも、私も気持ちは分かるほうに手を上げます
今3人目を妊娠中の娘に先日会って来ましたが
4歳と1歳の子育てに相当カリカリしているのを感じたばかりです
可愛い子達で、娘はとても愛していますし、1歳の子も一人遊びが上手で元気者で
子育てもルンルンのはずだったのに、お腹が大きくなってくると後追いが始まったんです
下の子に手がかかるようになると、上の子のちょっとした甘えが気に障るようなのです
きつい語調で注意して4歳の子が涙ぐむと、「なんで泣くの!」と更に追い討ちをかけて…

娘は暗いうちからおきて弁当を作り、よく頑張っています
旦那は家事にとても協力的で優しいし、庭付きのステキな家を建て、経済的な不安もない専業主婦
道向かいには旦那の両親と、兄の一家、それに優しいおばあちゃんがいてさほど干渉もされず、
昼寝をしてもとがめる人もない暮らし、日中は4歳の子は保育園に行っているので1歳の子と2人です
4人の子をだれにも頼れずに育てた私から見れば、天国のような環境なのにこうです
娘はつわりがきつくて、自分の気持ちだけでもういっぱいいっぱいなんです
これがエスカレートしたらなんて…考えたくはありませんが

TVのレポートでは、虐待を繰り返してしまう母親の校正団体があるそうです。
画面では、幼児虐待の治まらない母親がそこへ通っていました。
いろいろなメニューの中で印象的だったのは、口を挟まずに長時間ただ他人の話を聞く練習でした。
うまく意思を伝えられない子どもに向き合うには、忍耐が必要です。
それから交代して、自分の話をただ聞いてもらいます。
自分の思いを吐き出すことと、人の話を忍耐強くただ聞くことの練習なんですね。
それでね、必ず最後に、「あなたは大切な人なんですよ」と言ってくれるんです。
我が子を虐待してしまう、こんなどうしようもない母親の自分を、大切な必要とされる人だと言ってくれる。
彼女は自分が許され認めてもらえる喜びを、会のお決まりの言葉に見つけたんです。

旦那さんは奥さんに感謝しているかもしれないし、よくやっていると思っているかもしれない
でも、彼女は誰かに認めてもらっていると感じていなかったんですね。
言葉にするって大切なんですね。
私もウチの嫁さんに言葉で感謝を伝えなくちゃとおもいました。
今日、ブログを開いたらかっちゃんのブログに書いたコメントに返信がありました。
 「子供さんたちには、あなた自身が故郷なんだよね。元気で長生きするんですよ、そして可愛いオバァになるんです。」
ブログのお友達というだけの見も知らない人が私を案じてくれている。
それはとてもとてもうれしいことでした。
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by isozineko | 2010-10-06 12:25 | こころもよう | Trackback | Comments(6)

やれやれだわ

催し物が重なってもうへとへとです
私の担当の講演会がなんと大苦戦
こんなはずではなかったのに…と今頃言っても遅い
満杯といわなくても8割がたでも入ってくれたらいいのだけれど
いいとこ5割?
疲れてもうまく行っているときは楽しい
あせっても笛吹けど踊らずでは疲れは倍にも感じる
会社の催しなのだけれどみなさんそうは思っていないみたい
私なんて夢にまで見るのに 我関せず
入ろうが入るまいが関係ないわって感じ

それはそうでしょうけど講師の身にもならねば
ガラガラの会場を見てがっかりさせたくはない
いい案が出ても、あちらを立てればこちらが立たず
けちだけつけて進まない
目的は何なのさと言いたい
ここまで来たら損得は別勘定
同じお金かけるなら来た人に喜んでもらえたらそれでいいのじゃない?
これなかった人の気持ちまで考えてたら進むものも進まないよ

時間がないのにやることは山ほど
あと3日、負けの公算大
やれやれ 週休入れてあるけど明日も休んでいられなそうだなあ
しかしまあ、これはこれで経験にはなるでしょ
こういうこともあるさ 今後に生かせればよしとしよう
そう開き直るしかないじゃないね
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by isozineko | 2010-03-14 19:58 | こころもよう | Trackback | Comments(3)