カテゴリ:こころもよう( 35 )

小さい貝殻に寄せて

c0064389_10424851.jpg


これ、先日の海で拾った小さなアワビの貝殻、たぶんね。
綺麗な形で表はゴツイけど裏はピカピカ光っています。
いいことがありそうだから大事にしようっと!

あのね、いつも何と無く気にかかる人がいるとするでしょ?
どんな時も嫌な顔を見せない人
遠くから姿を見つけたり、ふいに目があった時とか、優しい空気が返ってくる人
私の存在を認めてもらってるなって思う
何も言われなくても、それだけで嬉しいし、幸せな気持ちになるよ

ある日、すれ違いに交わした何気無い言葉の反応が引っかかる
変に気を回したらいけないと思うけど、すこしよそ行きの空気をまとっているような感じ…
急いでいたのよねと思うけど、こんな感覚は初めての気がする

喧嘩も言い争いも1度だってしたことがないけど
こんな風に人は背中を向けて行くのかな?って、胸の中にちょっと淋しい種が芽を出す。
小さな芽が育たないうちに、見えないところに行った方がいいのかな?って。
これって、疎まれたくない気持ちの裏返し

そんな時、あなたの存在が心の安定になっていると言う人がいて
愛とか恋とかを抜きにしても、単純に嬉しい気がする。
ありがとうとしか言えないけど、思いは私と同じなのかもね…
自分の存在に意味があるって思えることは、自分の心の自信にもなる。

手の中で光っている小さい貝殻一つ
心にとって大事なものって、とてもあやふやで、貝みたいに握っていられない。
ある時は見失ったかしらと思ったり、またある時は虹のように鮮やかに現れる。
そんな風に一喜一憂しながら、人は幸せの背中を追いかけて行くのかな?

夕べ、暗闇の中で静かな雨音を聞いた。
濡れた道路が、雲の反射で淡く光るのを見た。
静かに目を閉じて、ただ、そこにいるということが嬉しい。
こんなささやかな幸せが、心を満たしてくれるんだよ。
[PR]

by isozineko | 2013-01-12 01:07 | こころもよう | Trackback | Comments(2)

年末ショックな一言

年末で街中は車の往来が普段の倍くらいになっている気がする
仕事も1年締めくくりで、普段の請求に加えて延び延びになった売り掛けの精算もあたる
忘年会を当て込んで新開店を12月にした居酒屋など、もくろみ外れて閑古鳥
どちらさんも不況風を強く感じているようだ

支払日が決まっている事務所が多いが、週末や旗日は繰り延べ繰上げもざら
年末は特に不規則で28日までで締めの会社も多い
27日の請求書届け分として割り振られた中にもいつもより1日早いものが数件あった
確認済みで渡されているとは思うが、念のため先方の窓口で今日の集金でよいのか聞く
明日だと言われれば、「失礼しました。明日改めて伺いますね。」とすぐに辞す

ある建築会社の事務所でのこと、
明日というので、明るく挨拶をしてドアを閉めようとしたら、社長の不機嫌な声が…

 うちは支払日は28日と決まっている
 かってに来て今日払えといわれてもうちは月に1回しかお金は出さない
 どうして月1回かわかるか?
  …とひとしきりウンチクを述べた後
 自分達はどんなにお金が欲しいときでも支払日まで待つ
 あんたは仕事を辞めたほうがいい
 早く来たり遅く来たり、どんな仕事をしているんだ
 手帳にでも書いてちゃんと覚えておきなさい
 営業をよこしなさい
  もう、来年からあんたのところとは付き合わない
 あんたは辞めなさい、辞めた方がいい、もう来なくていいよ

こちらは平身低頭してお詫びをしてお説を伺い
 申し訳ありません
 大変失礼しました
 はい、おっしゃるとおりです
 そんなことはおっしゃらずにどうぞまたお付き合いください
 
普段から難しい人とは聞いていたが当らず触らずでかわしてきたが
今日は虫の居所が悪かったのか、何かいやなことがあったのか
きつい口調で同じことを何度も言っていつまでも説教される

言い訳などしても無駄なことはわかっているから黙って聞くしかない
しかし、何度も同じことを繰り返して言うし、
そばにいる事務員さんも知らぬ振りで仕事を続けている

他所の社長に2度までも辞めろと言われては平静でいられない
あなたにそんなことまで言われる筋合いはないと、むかっ腹が立ったが

  大変失礼しました。
  あすは担当の○○をお伺いさせます  と、冷静に辞した

だれでも注文をするときにはいい顔をする
いざ支払いの段になると、いろいろかこつけて文句を言う人はいる
集金ってのは最後の砦だからね、他の部所にはわからないストレスもある
気を取り直して、笑顔で残りの事務所を廻るうちに、気分も回復してきた

何度も間違ってくるみたいに言われたけど、そんな覚えはないが…
そういえば…夏の大台風のときに、早めの集金をしていいか様子伺いをしたっけ
今回は、年末なので先方の都合で1日早い集金になったのだと思っていたけど
ウチの都合で、単純に明日の仕事を減らすためだったんだなあ…
訳がわかってみると胸のつかえが少しずつ降りてくる

社に戻って、こんなことがあったと報告をしたら、担当がごめんなさいと言った
辞めろとまで言われて、即明日顔を合わすのではお互いに気分も悪い
明日は別の人を行かせてと頼んだら
部長が、仕事を頼んだこともあって社長を知っているから、自分が納めてくると言ってくれた

気持ちが治まったと思っていたけど
時間がたつと、また屈辱的な思いがぶり返してくる
 25年も勤めてきて、いやな思いもたくさんしてきたけど
 他所の社長に辞めろとまで言われたのは初めてだった
 あんたに言われなくたって、もうじき辞めるわい!と思ったけど
 あんなワカランチンにいじめられたから辞めるって思われるのも癪だ

負の言葉は澱のように胸に渋み、ときおり浮き上がっては意識を占領する
繰り返す言葉のリフレイン
60年生きてきて、思い出したくない言葉の2つ、3つはできた
その言葉が浮き上がってくると、つらかった気持ちも一緒に思い出す

言霊って、あるんだよ
自分がむしゃくしゃしてるからって、悪い言葉で人を傷つけちゃいけないよ
傷ついた心は自分で見ない振りして押し込めちゃダメなんだよ
澱が浮き上がってきたら、少しずつすくい上げて薄めてやらなくちゃ

薄めるのも、また、優しい言葉の記憶
見えないシャボン玉のように、私を包み込む優しい手の記憶

  大丈夫だよ いつもあなたを愛しているよ 心に繰り返す優しいリフレイン

さあ!元気になったぞ!!
[PR]

by isozineko | 2012-12-28 12:48 | こころもよう | Trackback | Comments(4)

私の目標ーくすまない人生

最近は仕事が終わったら、明るいうちにさっさと帰ることにしています。
とはいっても11月ともなれば日暮れも早くて、今日の日の入りは17:58
日が落ちると、あっという間に暗くなります。
少し涼しくなったといっても日中はまだ26,7度、夜も21,2度あります。

昨日は窓を少し開けて寝たらやぶ蚊が入りました
扇風機を回して寝たけど、右手首に北斗七星よろしく赤い斑点が7つ
免疫が出来たのか、ここ数年は刺されても痒くなくて、2ミリほどの赤い斑点が残るだけ
でも、1週間も10日も消えなくていやになります。

終の棲家のための中古住宅を購入しようと、せっせと貯金していたのが、
長男と同居ということに落ち着いて目標がなくなりました。
家電も洋服ももう十分持っているから、これ以上増やすと使いこなせないし
最近は、自分の健康のために投資しようと思うようになりました。

生きがいのためにとんぼ玉教室とダンスは欠かせません
友達とおしゃべりして憂さを溜めず、俳句サークルで感性を磨き
心の健康のために、大切に思いあえる相手を確保
化粧品を選び、鏡の中の自分を少しでも若く保とうと化粧法を研究
20年放置しっぱなしの歯の手入れも始めなくては…

身なりはそれにふさわしい物語を引き寄せる、
気は心、先ずは外見から入る人ですからね、私。

筋肉の若さのためにフィットネスクラブに入りました
やっと2週間、順調に生活に取り込めそうです
適正体重に保って身軽にさっと動ければ、傍目にも若く感じるでしょう?
元気で外見も素敵なおばあちゃんになりたいのです
笹本恒子さんみたいに98歳までもくすまない人生を目指します

あ~なんて前向きなんでしょう 私って!
誰も褒めないから自画自賛しています。
[PR]

by isozineko | 2012-11-13 18:31 | こころもよう | Trackback | Comments(2)

あ~あ!

台風が行ってしまったら、早速オスプレイが飛んできた
あれだけ反対運動が盛り上がって、県知事が何度も要請に出向いているのに
なんの効果もなくて、アメリカが予定したそのまんまの強行配備

アメリカとの飛行ルートや訓練時間の協定だってないに等しい
「出来る限り」「支障のない範囲で」って、何?
裁量はみんなアメリカ任せってことで、理由が付けばなんだって許すってことだよね

こんなことを繰り返しされたら、何やったって無駄な気がしてくる
大事の前の小事?
国の利益のために我慢するだけしろってことか!
そこに住んでる人のことなんてかまっていられないってことか!

いつまでたっても敗戦国日本!情けないったら!!
[PR]

by isozineko | 2012-10-02 13:21 | こころもよう | Trackback | Comments(4)

みんな他力本願ばっかり

お昼にサークルの会計さんからランチのおさそいがあって話した
彼女は昨年の改選で私と一緒に役員になったばかり
以前からの余剰金がけっこうあるが、通帳もなくて現金で預かりっぱなしだとか
何年も会計報告もしなかったから、この際報告をしてきちんとしたい
それに、会員が増えたのはいいけど、いつまでも初心者中心で
自分らは会費を払うばかりの練習台、一向に自分のレッスンが出来ない
先生の教室のほうに空きが出来たら、個人レッスンに切り替えたいという話し

そんなわけで、サークルの世話役が続けられないから会計を降りたい
ついては誰か引き継いで欲しいけど、みんなお膳立てしてもらって参加する人ばかり
役員の苦労も経験しないとわからないから輪番にでもしたいけど
安心して会計を任せられそうな人がいない どうしよう という
先生もサークルは自分の宣伝場所にもなってるからなくしたくないようだし
会計と事務局がしっかりしてないと続かないから、役員を辞めさせたくはないらしい
みんな他力本願で困るよね…と愚痴りあった

中級の有志で始めた別枠の個人レッスンのほうも会運営で行き詰っている
積極的な人から頼まれたので、会場と費用のサンプルを集めた
話し合って会場と会費を決めて、申し込み用紙ももらってきた
後は人数を確定して曜日を割り振ったら申し込み書を出すばかりにした
4人集まって割り勘の話が決まってすぐ来週から始められそうだったのに
決めたその夜に、だれだれがその日は都合が悪いそうだとひっくり返された
それでいて、どうなっているの?いつから始める?と聞いて来る
割り勘だから人数がいないと1人分の負担が大きいと言うと、それは困るって…

教えるほうも料金をもらうのにみんな人任せだし、生徒のほうも他人任せ
難儀なところはよろしくお任せして、都合のいいところだけ乗っかろうなんてムシが良すぎ
講師は自分の教室なら、場所探しも手配も経費も本来は自分でするのよね
生徒募集だって自分でしなくちゃ収入にならないならないはず
個人レッスンなのに、毎度私が会場を調達して人を集めて講習料も集めるなんておかしいよ
なんだか都合よく使われているなあ…
こんなだからちっともまとまらない このまま捨てておこうか
[PR]

by isozineko | 2012-08-10 20:43 | こころもよう | Trackback | Comments(4)

母の憂鬱子の憂鬱

愚痴りついでにもうひとつ
メロン騒動でなんだかすっきりしない帰宅をした22日の晩のこと
今度は市川にいる妹から実家の母の件で電話があった

92歳と85歳の年寄り2人暮らしの実家だから、電話が鳴ると何かあったかとドキリとする
長女の私が早くに家を出てしまったせいで、妹に跡取りの重責がたらいまわしになった
共稼ぎの妹は車で1時間半もかかる実家に休み度に通って、なにかと世話を焼いている
子どもが小さかったころは泊り込みで子守に来てもらうなど、世話にもなったようだが
年寄りになった今は、逆に世話することばかりが年々増える
実家周辺のもろもろの雑事を妹一人に押し付け、暢気な一人を満喫して申し訳ない気がするが、
遠い沖縄、たまの電話と、折々の美味しいものを送るくらいしか能がない

先日、母の90歳になる姉宅で、まだ60歳手前だった跡取り息子が亡くなった
気の優しい一人息子で50代半ばで結婚して、やれ安心と思ったのも束の間、
あっけなく癌にかかり、新婚4年めの妻と老齢の母を置いて旅立った。子どももいない
ショックで、最近とみに伯母の認知症が進んでいるらしい
母が、お返しの品の注文を頼まれて代行したら、別な人にも頼んでいてダブって届いたとか
お金に絡むことは引き受けないほうがよいと、妹が注意したら母がすねてしまったとか

老人世帯を狙ってくる押し売りの高級布団や家の修繕の誘いやらの多くて、
別居の妹の目の届かないところで、人の良い母はだまされていたりするらしい
妹が口うるさく注意するので、内緒にしてくれとおばあちゃんに緘口令を敷いていたようだ
92歳のおばあちゃんのほうが世間や人をよく見ているところがあって
なれなれしく上がりこんでくる訪問販売の健康食品販売業者なども、覚めた目で見ているようだ
寡婦歴40年のおばあちゃんと、まだ2年の母とでは人恋しさの克服度が違うのかも

先日、高級布団を押し売りした業者がまた来て、クリーニングが必要だといったそうだ
翌日に引き取りに来ると話しているのを、おばあちゃんが聞きつけた
また母がだまされると思ったおばあちゃんは、警察に電話をして助けを求めたそうだ
業者が予定より早くに来たので、警官が来たときにはクリーニング8000円で契約が済んで帰った後だった
だましたというほど高額でもなく、すでに契約成立という状況のため警官はそのまま帰ったとか
納まらないのは、勝手に警官を呼ばれた母で、おばあちゃんと一触即発の状況になったらしい
たまりかねたおばあちゃんからの電話で、事の次第を知った妹が母に電話して、心配してやったことで悪意ではないととりなした
それがまた母の癇に障って、悔し泣きした母は無言で電話を切ってしまい取り付く島がない
このままでは母も眠れないだろうから、孫の話でもして機嫌をとってくれないかというのが妹の電話の趣旨だった

あこぎな商売をする人のせいで、たった二人の身内が険悪になるとは、なんとまあせつないこと
しばらくして電話をしてみたが呼び出し音が鳴るばかりで留守電にも代わらなかった
夜、そろそろ眠る頃と思って再度電話をしたが、やはり出ない
妹からだと思って知らん振りしているのだろう
翌日夕方、もう1度電話してみたら、「はい」と不機嫌そうな力ない声が返ってきた
どうしたの?声に元気がないね~と言うと母は何か言いたそうで言えずに言葉を選んでいる様子
暑いようだからね、夏風邪でも引いたの? と、畳み掛けると、
そうなんだよ少し微熱があってさ…と 話は最近の体調不良のほうへ流れていった
だんだん声の調子が明るくなってくるのがわかる
私も昨日聞いたことには触れずに、孫のことや家の設計が上がってきた話やらして、
来年は新築の家に招待するからね、おばあちゃんにもよろしく伝えてと明るく電話を切った

知らない振りして逃げ場を作ってやるのが当面の私の役目だろう
妹が定年になるまでの数年を、誰かがそばにいて補助をした方がよいと思うのだが
そして、それが出来そうなのは私しかないだろうと思うのだが…今はそうもいかない
足腰も気力も弱ってきた婆二人のくらし、慣れ親しんだ土地での普段の付き合いで気力を保っている
私は先の楽しみを少しずつ小出しにして希望をつなぐしかないのだろうね
今年のお盆も顔を見に行くことに決めて飛行機の予約を入れた

母と私は25歳違いだから、今の母と私の関係は25年後の私と子供達の関係の投影だ
今が青春だとばかりに元気に飛び跳ねて、やりたいことをしている私も確実に85になる
25年って、長いようで短い
いつの間にか定年になってしまったもの、25年くらいあっという間かもしれない
遠くない未来にやってくる自分の老後というものに、初めて憂鬱な思いを感じてしまった
人生60年などといって末っ子が成人する頃には世間と別れた昔のほうが
あるいは幸せだったのかもしれない~などと、ふと思ったりした
[PR]

by isozineko | 2012-07-24 18:50 | こころもよう | Trackback | Comments(7)

ため息の…ああメロン

ちょっと、愚痴ります。
楽しい話じゃないけど、記録として残しておきたい。読み飛ばしてね。

6月、長男嫁の実家から長男宅とウチとに大きな夕張メロンをいただいた。
所用で3日ばかり沖縄本島に行く前日だったので、1玉を娘らに土産に持っていくことにした。
電話口で娘に、持ち歩くのは重いからモノレールの駅まで取りに来てくれないかと話したら、空港まで引き取りに来たうえ、目的地まで送ってくれるという。さすが夕張メロン効果。
「兄嫁の実家からの頂き物だから、弟たちにも半分分けてね」と言ったら、自分がわざわざ引き取りに来たのに…と不満げだったが配分方法は任すということで承知した。
結局小さめの半分を弟一家に分けたそうで、(欲張りめ!)兄弟妹一家みんなが美味しいメロンにありついた。

夕張メロンは長男の2歳の孫も虜にしたようで、目尻を下げたおばあちゃんが孫のために再度送ってくれたらしい。
今回も2玉あったので1玉を近くに住む弟宅におすそ分けしたそうだ。
さて、その後日談。

私はこの20日から2泊3日で本島に行ったので、キャリーバッグに出盛りの美味しいパインやパッションフルーツやマンゴーをたくさん入れて土産に持参した。
長男宅に投宿して、次男と娘には引き取りに来てもらった。
次男夫婦が昼食時を狙うようにやってきて、一緒に昼ごはんを食べたのだが、先日もらったというメロンのお礼が出てこない。
前回に習って半分を娘に分けたのではないかと思っていた私は、次男に「大きいメロンを丸ごと1個もらったんだって?」と話を振った。
次男いわく「家に帰ったら皮だけあった」
家族みんなの前で嫁一人も責められず、「えー!皮だけ~それはまた~ハハハ」っと大笑いしてその場は済ませたが、私は嫁の顔を見られなかった。

次男一家は嫁の実家に近いアパートにいて、実家のアパートは弟一家や小さい甥姪がいる大家族、おそらくは高価なメロンをいただく機会などそうそうないだろう。
丸々1個の大きなメロンの大方は嫁の実家に提供され、歓迎されて胃袋に消えたのだろうと想像は出来る。
次男はフルーツが特に好きというわけでもない。
しかしだ、しかし、夫の兄の家からもらった大きなメロンを、夫には見せもせず、たった1切れも残さなかったのか?その仕打ちはあんまりではないか?
頼りない気の効かない息子だし、気が強いくらいのしっかりモノの嫁がいて丁度いいと思ってきた。
出てくる度に孫と嫁にだけ洋服や小物などを持参したりもするのも、嫁を大事にすれば息子のためにもなると思っての親心なのだが、彼女には通じていなかったのだろうか。
もっと遊ぶと泣きじゃくる孫をせきたてて帰る息子一家を、なんだか重い気持ちになって見送った。
ああメロン。おいしい夕張メロン。
なまじ、高級品であったばかりに、次男宅の力関係が見えてしまった。
[PR]

by isozineko | 2012-07-24 12:53 | こころもよう | Trackback | Comments(3)

次男のこと

次男がアパートを引っ越すというので保証人になった
23日の土曜に迎えに来てもらって一緒に不動産屋へ行っってサインした
ペット禁止のアパートで捨て猫を飼ってしまったので引越しを迫られたらしい
大家さんも今のアパートを改装してもう少し高く貸したいというのが本音みたいだ
ペット可のアパートを紹介してくれて、現状渡しで敷金なしという
次男は一緒に3世帯住宅を建てるつもりが、資金面不都合で見合わせた経緯がある

近いというから見せてもらったら、なんと嫁が子どものころ住んでいた古いアパートだと。
すぐ下に無料の駐車場が1台分あって嫁の車と次男のバイクも置ける
DKは広めだが、2間の畳は擦り切れて変色しているし、
前の人が猫を飼っていたそうで、布をかぶせたふすまはバリバリ
いくらペナルティーの現状渡しといってもこれはちょっとひどくないか?
嫁は反対だったのに、次男が無理に決めてしまったらしいのだ
狭いから次男のものは大方捨ててもらわないと…と、t嫁はいきまいている

でも、自費でなら模様替えはOKという契約なので、好きなように直したらいいさ
古いけど窓は3方で明るいし風は通るし、朝晩はクーラーなしでもいけそう
ベランダもあるし、玄関前の広い物干しスペースは共有らしいが、夕方にはほぼ独占
ママが夕飯を作る間、小さい姉弟が車を気にせずに遊べるし、
友達を呼んで花火やバーベキューだって出来そうなくらいのスペース
お金を掛けずに上手に手を掛ければ、悪くない住まいになりそうだよ

嫁と二人で働いて、子どももまだ手はかかるがお金のかからない年代
何にそんなに経費がかかっているのか知らないが、貯金も出来ていないようだ
どうなっているのかと詮索したい気もあるが、あえて立ち入らないでいる
姉夫婦は立派な家を建て、兄も新築の計画が進んでいる
次男は傍目には、うらやんでもいない風だがふがいないと思うだろうし、嫁は更にだろう
安いところに住んで貯金して、がんばって自分の家を持ったらいいよと言った
人生はめぐり合わせ、頑張っていれば、またいい風が吹くこともあるだろう
難義しても自分で立ち上がるしかないんだからね
[PR]

by isozineko | 2012-06-25 20:43 | こころもよう | Trackback | Comments(2)

バカヤローな話

taroさんのブログに「バカヤロー」の話しがありました。
バカヤローと聞いて『すぐ思い浮かんだ出来事』がありました。
コメントを書いたけど、これは自分のところに残しておかなくちゃと思いました。
それはこういう話です。

15.6年かもっと前かなあ、何年ぶりかで実家へ行った時、帰る前の日におばあちゃんが内緒だよって5万円をくれたんです。
遠くへ嫁にやった娘の心配をさせたくなかったから、暮らしが大変だなんて言ったはずはないのに、おばあちゃんは知っていて、時々くる手紙に1万円が同封されていたりしました。
そのときは旅費をかけて来てくれたから少しでも補填してやろうという気持ちで5万円だったんでしょうね。

翌日、お土産を買いに行ったスーパーの前に移動販売の家具屋さんが出ていて、ステキな螺鈿のテーブルセットが5万円でした。
前から欲しいと思っていたものだったし、生活費にていっぱいで自分じゃ買えなかったけど、今手元に臨時収入がある。
私はおばあちゃんにもらった5万円でそれを買って、沖縄へ託送しようと実家に届けてもらいました。
そのときにおばあちゃんが、「あたしがやったお金で買ったんけ?」って。
淋しそうに「バカが!」って。ズキンと来ました。

実家は昔の地主で農家でしたが、農地改革でだいぶ農地を失っていました。
稲刈り機や乾燥機が2千万とか高くて農業もけっこう大変で、私が小学生の頃から父も母もおばあちゃんも農閑期は工場やゴルフ場なんかに働きに出ていました。
そうやって、孫達のお年玉や誕生日のケーキ代にと1万円とか5千円を送ってくれたり…。
私もうちの子供たちも実家は農家もしているし、ある程度余裕があるんだろうと思っていました。

おばあちゃんがくれた5万円は年金の1回分の支給額くらいだったんじゃないかな。
自分は我慢して私の暮らしの足しにってくれたはず。
それを私は目の前で右から左に無駄遣いしちゃったんですものね。
なんてデリカシーのないバカな私、今になるとおばあちゃんの切ない気持ちがわかります。
思い出すと今でも胸がちりちり痛みます。バカヤローですね。
元気でいる間にしっかりばあちゃん孝行しなくては。

その螺鈿の丸テーブルと椅子、まだ実家の納屋にしまってあります。
梱包できなくて、送料もけっこうかかりそうだし、その後アパートに引っ越したりしたからそのままになっています。
実家で使っていいよと言ったけど、使う場所がない、もったいないって。
家が出来たら、今度こそ運んでこようかな。
[PR]

by isozineko | 2012-06-06 17:48 | こころもよう | Trackback | Comments(4)

私、褒めて欲しかったんだよね

3月4日夜、長男から久しぶりの電話
今いるアパートの近くに適当な土地が見つかったという

学生の頃だか卒業して直だったか、アルバイトで勤めた測量屋が扱い主だったとかで
お前のためならできるだけ便宜を図ってやると言ってくれたという
環境も悪くないし、ここなら保育所も変わらずに済むと本人は大いに乗り気

 土地にもめぐり合う時期があるとしたら、これも縁かも…とふと思う

平屋なら予算内で建てられるが、周囲が2階家で囲まれている
2~300万の予算オーバーだが2階建てにしたほうがよいと思う
お母さんの部屋は1階と2階どっちがいいか と息子はたたみかけて言う
もう、ほとんど気持ちは固まっているのだろう

 私は高い所が好きだけど、年取ったときを考えたら1階がいいかもね
 まあ、今月末に行くから、ゆっくり相談しよう

なんて返事しながら、いよいよ現実の話になってきたようだなあ…と思う
それじゃ、またね と電話を切ってから、急に思い立って実家の母に電話をした

いよいよ同居の話が進みそうだよ
今年中には家が建つかもしれないよ

 そりゃあすごい!と感心している母に

出来上がったら招待するから、おばあちゃんと一緒に見に来てよね
車椅子でも飛行機に乗れるんだし、飛行機に乗っちゃえばすぐだよ
ひ孫達にも会えるよ

それから、近所の家の孫達が可愛いとか言う話にしばらく花が咲いて、
 沖縄へ行けばあたしにも大勢ひ孫がいるんだからね~ とうれしそうな母

なんなら私が迎えに行くよ 連れに行くから、と畳み掛けたら

 連れに来るっておまえ…

母の声に涙が混じって、急に電話が切れた。
一人でよく頑張ったね、これでやっと安心できる と思ったのだろう。

私が隠していた離婚と10年近い一人暮らしを、偶然母が知ったのはつい1、2年前
母は知ってしまったということを、私に内緒にしていた
私は母に心配をかけまいとして隠し、母も私に気遣いさせまいとして黙って…
でも、どんなにか心配したことだろう
おまえ大丈夫かと聞きたかっただろう
お互い、意地っ張りな親子だものなあ…

 いくつになっても、子どもは親に褒めてもらいたいもの
 わたしも、褒めてもらいたかったんだなあ…

そう思ったら、なんだかいろんなことが腑に落ちた。

私、これまで誰かに褒めてもらいたい人生だったんだよね
おまえはよくやってるよ、頑張っているよ、偉いよって。
ズ~ッと今まで、人生のいろんな節目節目に、
かかわった誰かに褒めてもらいたかったんだよね。

60になっても、精神はこどもと一緒だね。バカだよね~。

それでまた思ったんだ。
私は子どもたちをあんまり褒めてないなあ…って。
[PR]

by isozineko | 2012-03-05 21:21 | こころもよう | Trackback | Comments(6)