正月2日のこと

2日、先生のお宅にお年始に伺いました。
俳句の仲間が先に2人来ていて、私と入れ違いで帰ったご夫婦もいました。
奥様がお料理上手で、盛り付けもとてもセンスがよいのです
今年もステキなお節をご馳走になりました
手まり麩の入ったお雑煮もきれいで美味しかったです
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沖縄にも重箱に7品とか9品とか詰める本格的な正月料理はあります
昆布巻き、大きく切ったゴボウ、大根、かまぼこ、豚の3枚肉などの煮しめ
厚揚げ豆腐に赤く染めた花イカや外側真っ赤なゆで卵などなど
立派な琉球漆器に盛って花米、泡盛などを床の間に飾ります
たぶん、沖縄本島から流れて来た風習でしょうね
離島は貧しくてそんなご馳走を用意できるのは一握りのお役人だけだったでしょう
でも、最近はあまり家で作る人もいなくなりました
だってね、今年はとても寒い正月だけど、いつもは暑いんです
料理だって出しっぱなしでは2日も持たない

雑煮もなかったはずですが、本土との交流が進んで鏡餅や雑煮の風習ができました
餅もひび割れてカビるので鏡開きまでなんて飾って置けません
今は注連飾りもレトルトの大きな鏡餅も普通に飾られるようになりました

昔の八重山のお正月はきれいだったといいます
家の内外を掃き清めて、海の白砂を屋敷内にも道にもまいて
真っ白になった道の角には青々した松飾、どの家からも日の丸の旗が斜めに出てそれは美しかったそうです
今は門松を飾る家も少なくなってほんとに探さないと見えないほどです
家々からは凧が上がって、1日中空になびいていたそうです
父親が子どものために夜なべ仕事で作って、男の子にとってはそれが大事なお年玉だったのかしら
小学校中学年くらいになると小刀を扱えるようになって、自分で作ったそうです

夕方近くなって、昔のたこあげを再現していると聞いて出かけました
一昨年、教育委員会主催の凧つくり教室で習って大きなピキダー(伝統の台形の凧)を作りました
1度も空に上がることなくもう2年も飾ったままだったんですが、それがみごとに上がりました
凧も嬉しかったはずね
これと一緒に作った八角凧は、娘の長男の3歳の正月にプレゼントしたんです
二男が今年は初正月でした。この子にも作ってやらなくてはね。
ばあちゃんは八重山の正月の伝統をちょっとでも孫に残してやりたいと思っています。
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by isozineko | 2011-01-04 20:52 | 季節便り | Trackback | Comments(4)

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Commented by kattyan62 at 2011-01-06 00:20
おせちも土地土地で変わるんやね。遠く離れると聞いたことのないものもあるんですね。紅卵? 豚肉の煮しめ? 紅イカ? みっちゃんのもやけど、お母ちゃんのおせちが懐かしいです。八幡巻きは絶対お薦めですよ。
Commented by kattyan62 at 2011-01-06 00:22
味付け数の子と黒豆、先生の奥さんはマメなお人なんですね。
晩年のみっちゃんは多少横着になって、数年は百貨店で買ってたんですよ。
Commented by isozineko at 2011-01-08 10:32 x
紅卵は食紅で外側を真っ赤にしたゆで卵です。
半分に切って彩りに盛り付けます。
八幡巻は知りません。
こちらではゴボウや茹でたインゲン、角柱型に長く切った人参を牛肉で巻いて甘辛く煮締めたゴボウ巻き三色巻きなどが定番です。
先生の奥さんのは大和風が半分以上でしたね。
交際が広いし面倒見もよいので来客が多いです。
マメな奥さんでないと務まらないでしょうし、そういう奥さんがいてこそ持っているご家庭といえます。先生はけっこうわがままですしね。
Commented by にいにい at 2011-01-08 15:50 x
八幡巻きは、牛蒡を10cmくらいの短冊に切って歯応えを残して甘辛く煮ます。それを数本を束にして牛肉で巻いて、端を卵白か片栗粉か小麦粉で止めます。フライパンで全体に焼いてから、砂糖、味醂、醤油で絡めて仕上がります。残ったタレを掛けて冷やしてから切って重箱に。
三色巻きと同じのようですね。
僕の来客は嫌がるくせに自分の客はちょこちょこ呼んでたんです。我が儘なみっちゃんでしょ?