娘の上京
1日、かねてからの予定通り娘が上京した。
姉の海外旅行用の大きなスーツケースに当座必要なものをみんな詰めて。
駅の階段が大変だから小さいものにしたかったようだが、衣類のかさむ時期で致し方ない
一緒に上京した友人とルームシェアの予定
アパートがみつかるまでは24時間喫茶にでも…と言っていた
まるで家出人ではないか、すぐ変な人に目をつけられる
無料の東横インの宿泊券を持たせたのだがどうしたろうか
夕方着信があったのに気付かず、夜になって電話をしたがとらなかった
2日、夕方に「アパートを決めたから保証人になって」と電話があった
登戸で、希望通りの2部屋フローリング87000円だと言う
仕事も身元引受人もないポット出の田舎娘に、わずか1日でアパートが見つかるとは驚きだった
都会と言うのはなんでもOKの許容範囲が広いところなのか
それに定年の近い母親を当たり前のように保証人にするあたり、さすが現代っ子
お父さんもいるじゃないの!と思ったが、まあ、現実的ではないわね
友達のほうも保証人が必要で、あちらはお父さんだと言う
私は会ったこともないそのお父さんと、「後は相談してね」だと。まったく…!
働いて貯めた貯金で、アパートの契約と当座の暮らしは何とかなるつもりらしい
このあたりは他の兄弟たちよりしっかりしている
こうして娘の都会生活が幕を開けた
まず、仕事を探して生活の基盤を作らなくてはね
就労者のために国がやっている3ヶ月の日当付き教育講習事業を受けたいようだ
学校へ行くなら失業手当金が早くもらえるのだと言う
地元では先日募集広告を見たが、都会でもあるだろうか、競争率は高いのではないかしら
収入0の申告をすれば国民健康保険も月1500円で受けられるとか
ぼんやりのようで、案外しっかりリサーチしている
思ったようにうまくことが進むのかどうか、まるで知識のない母親にはわからないが
貯金と、ネイル2級を武器に頑張ってもらうしかない
いざとなれば私の妹たちもいることだし、最後の砦になってくれるはず
がんばれ娘。近寄ってくる人をよ~く見るんだぞ。
by isozineko | 2010-11-03 12:15 | 日記 | Trackback | Comments(3)
えらそうな事を言っているようでも僕は足元にも及びません。
東京人の多くは地方人だそうですから、受け入れる体制が出来ているのでしょうね。アイの友人は大学院を卒業したものの、日本語が怪しいとかで就職できずにコンビニでパートタイムで働いているそうです。廃棄する弁当を貰って食事をしているとか。実家への送金で頑張っているそうです。
お嬢さんの東京ドリームが実ると良いですね。
思いがけず度胸と生活力のありそうな娘ですが、無知ゆえの強気もあろうと気になってしまいます。
つまずくことも勉強のうちと、親は腹をくくるしかないのでしょうね。