幼児虐待をしてしまう母親と言葉の威力

今朝、NHKの番組で母親の幼児虐待を取り上げていました。
最初の半分を見たのですけど、虐待は容認しないけど、
その気持ちは分かるという人が46%だったかな、半数近くいました。
我が子を虐待しようなんて、とんでもないと思う人が残り半分

母親には母性があって、子どもを無条件にいつくしみ育てるものだと、今までは当然のように言われた
スタジオのシングルマザーのゲストもそう言っていました
でも、私も気持ちは分かるほうに手を上げます
今3人目を妊娠中の娘に先日会って来ましたが
4歳と1歳の子育てに相当カリカリしているのを感じたばかりです
可愛い子達で、娘はとても愛していますし、1歳の子も一人遊びが上手で元気者で
子育てもルンルンのはずだったのに、お腹が大きくなってくると後追いが始まったんです
下の子に手がかかるようになると、上の子のちょっとした甘えが気に障るようなのです
きつい語調で注意して4歳の子が涙ぐむと、「なんで泣くの!」と更に追い討ちをかけて…

娘は暗いうちからおきて弁当を作り、よく頑張っています
旦那は家事にとても協力的で優しいし、庭付きのステキな家を建て、経済的な不安もない専業主婦
道向かいには旦那の両親と、兄の一家、それに優しいおばあちゃんがいてさほど干渉もされず、
昼寝をしてもとがめる人もない暮らし、日中は4歳の子は保育園に行っているので1歳の子と2人です
4人の子をだれにも頼れずに育てた私から見れば、天国のような環境なのにこうです
娘はつわりがきつくて、自分の気持ちだけでもういっぱいいっぱいなんです
これがエスカレートしたらなんて…考えたくはありませんが

TVのレポートでは、虐待を繰り返してしまう母親の校正団体があるそうです。
画面では、幼児虐待の治まらない母親がそこへ通っていました。
いろいろなメニューの中で印象的だったのは、口を挟まずに長時間ただ他人の話を聞く練習でした。
うまく意思を伝えられない子どもに向き合うには、忍耐が必要です。
それから交代して、自分の話をただ聞いてもらいます。
自分の思いを吐き出すことと、人の話を忍耐強くただ聞くことの練習なんですね。
それでね、必ず最後に、「あなたは大切な人なんですよ」と言ってくれるんです。
我が子を虐待してしまう、こんなどうしようもない母親の自分を、大切な必要とされる人だと言ってくれる。
彼女は自分が許され認めてもらえる喜びを、会のお決まりの言葉に見つけたんです。

旦那さんは奥さんに感謝しているかもしれないし、よくやっていると思っているかもしれない
でも、彼女は誰かに認めてもらっていると感じていなかったんですね。
言葉にするって大切なんですね。
私もウチの嫁さんに言葉で感謝を伝えなくちゃとおもいました。
今日、ブログを開いたらかっちゃんのブログに書いたコメントに返信がありました。
 「子供さんたちには、あなた自身が故郷なんだよね。元気で長生きするんですよ、そして可愛いオバァになるんです。」
ブログのお友達というだけの見も知らない人が私を案じてくれている。
それはとてもとてもうれしいことでした。
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by isozineko | 2010-10-06 12:25 | こころもよう | Trackback | Comments(6)

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Commented by kattyan62 at 2010-10-07 14:49
昔の権力者にとっての親子兄弟は敵同士なのだそうですね。
一般家庭にあっては、そんな争う材料が無い分仲良くできるんだと思い、財産は子供達の胸に遺すと宣言してきました。その通りになってますでしょ? 
虐待された子供が抗うことができるようになった時、親は老いてしまいます。その時の事を想定して子供を躾しながらも優しい言葉は必要だし、舐めるように抱いてあげるのも必要なのかもしれませんね。
息子が幼い頃、ほっぺたを舐めると嫌がられましたけどさ。
ブログで知る限り、貴女は可愛いオバァーになります。
ただね、貴女自身も幸せであることが子供孝行にもなると思います。
僕が彼岸の地へ行ったとしても、自由奔放に生きたことで心置き無く送り出してもらえると考えています。
Commented at 2010-10-07 14:58
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kattyan62 at 2010-10-07 15:01
宝くじを買い続けています。クリスマスには当たる予感がしています。
自然の多く残る石垣に家を買いたいと思います。祈ってね
Commented by isozineko at 2010-10-08 13:56
にいにい、ありがとうございます。
皮肉屋でなく、余計な口出しでお節介もせず、可愛いおばあちゃんを目指します。
私は今でもけっこう幸せだと思っています。
時々淋しかったり、不安だったりするのは生きている以上避けて通れないことですからね。

私もオータムジャンボ宝くじを買いました。
当たったら眺めのいい森の近くに、土地を買って小さな家を建てたいと思っています。木にハンモックとブランコを吊って、犬と猫と、山羊も飼いたいですね。ポニーがいるとなおいいけど…。
小さな沼を作って睡蓮を植えたら、トンボが卵を産みにくるかしら。
周囲には下がり花や月下美人も植えて、夜には香りを楽しんだりしたいです。
想像するだけで楽しいけど、水遣りと草取りが大変そうですよね。
Commented by taro012345 at 2010-10-19 17:49 x
今朝、柳美里がテレビで自分の子育てを虐待だったかも、と臨床心理士の治療を受けている番組がありました。虐待事件として報道されていることは特殊なことではないのだと。
昔と現在、なにが変わったのでしょうか。
Commented by isozineko at 2010-10-19 18:49 x
taroさん、私は虐待した記憶はありませんが、かわいそうなことをしてしまった記憶はたくさんあります。小学生のとき、朝食の準備もしてやらず、自分たちでパンだけをかじって行かせてしまったことなど、思い出すと胸が痛いです。そのときもなんて親だろう!と思いながらも起きて準備してやらなかった。私は寝ていたから見ていないのだけれど、目の目前で見ているように今も映像が浮かびます。
昔と今、1番変わったのは母親が孤立しがちという事ではないでしょうか。情報がたくさんあるのに、状況はみんな違う。一人一人に親身に相談できる人がいないんですよね。時間的な距離がは近くても実際は遠いし、何より心の距離が遠い。