十五夜お月さん

22日は中秋の名月だった
台風一過の山道からススキと月桃の赤い実を採ってきた
向かいのオバサンが私のために取って置いたという十五夜のお餅を購入
ここの餅はフチャギといって味のない俵状の餅に蒸した小豆をまぶす
小豆にも味がないので餅と豆の本来の味だけでいただく
夜からFMラジオの収録があって、帰ってきたのは10時近く
月はもう中天にかかっていた
墨絵の会の観月会のお知らせをもらっていたなあと思いだしたがもう遅い
書道教室に通って半年、筆の扱いも少しは慣れたと思うが肝心の会には足が遠のいている

十三夜に当たる20日の晩には恒例のとぅばらーま大会があった
広い公園の吹き抜け舞台で、月を見ながらの歌自慢なのだが台風の影響で外は無理
市民会館での開催となった
ここならゆっくり座って聞けるし音響もいい
仕事が終わって駆けつけたら駐車場はもういっぱいで、誘導員まで出ていた
最近はケ-ブルTVやFMラジオの中継もあるので会場で聞くのは久しぶりだった
しみじみと心にしみるメロディーと思いのたけを歌った歌詞が心地よい
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 思うて通らば千里ん一里 またん戻らば元の千里

 *愛しい人に今日こそは逢えるかと心ときめかせて通う道は千里でも一里に思う 
  つれないあなたに逢えずに帰る道は元の千里

 河らの水や海にどぅ溜まる 我が思いやうらにどぅ染まる
 *河の水は海にながれていってひとつになる 私の思いはあなたが受け入れてくれてはじめて本物になる

 月見れば昔の月やしが 変わってゆく人の心 
  * これはもうそのままで分かるでしょうね
 
昔から即興で唄われ、たくさんの歌詞が生まれたが、名歌として残っている歌詞も多い。
今も歌詞の部の応募を受け付けていて、今年もすばらしい歌詞が入賞していた

そして、十六夜の23日、夕方に鳥を見に出て大きな月の出に逢った
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月の光が田んぼに映ってその中にえさをついばむ水鳥、遠くにはムラサキサギの姿も見える
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西の空は落日
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by isozineko | 2010-09-25 12:57 | 季節便り | Trackback | Comments(2)

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Commented by にいにい at 2010-09-27 21:07 x
ムラサキサギの月をついばむ写真が良いね。拡大して額に入れたら?
[とぅばらーま]って意味は?  恋を歌ったものが多いんですね。
若い時に女性を恋いうる詩ならたくさん作ったけど忘れました。
もう、女性に恋をしてはならない歳なんですが、心まで制御できませ〜ん。バカな男ですね。
Commented by isozineko at 2010-09-28 11:08 x
「とぅばらーま」は、本土の「さのさ」と同じような形式の唄です。
情歌であり、また、田畑の労働の帰り道に、道のあちらとこちらで掛け合いで歌う労働歌でもあったそうです。その時々の気持ちをトゥバラーマの節に載せてアカペラで歌ったので、歌詞は即興だったんですよ。
八重山の名歌といわれて、毎年十三夜の晩に大会があるんですが、笛や三線が入って舞台で競われています。
トゥバラーマで検索すると歌の入ったものが見つかると思いますよ。