台風顛末木

今年最初の台風襲来は9月18日で例年に比べてずいぶん遅かった
台風情報では1昨年の13号台風と同じくらいの規模という
近所には古い鉄筋コンクリートや瓦屋根の家がいくつかあって、朝から防風対策をしていた
風も強くないのでのんびり風呂にも入って出勤、昼休みには用ができて帰らなかった
夕方になると風雨も強くなり、昼休みに雨戸を閉めなかったことを後悔
7時過ぎに帰宅、横殴りの風雨の中冊子の窓を少しずつずらしながら雨戸を閉める
風が強くてサッシがなかなか動かず、勢い余って親指の爪をはがしかけた
外傷はないが、爪の上半分に内出血して痛み、力が入らない
TVでは、暴風戸を締めようとした中学生が割れたガラスで軽傷と繰り返す
こんなんで病院へ行ったら私も報道されかねない
10時過ぎに停電、暴風戸を締めているから真っ暗、急に心細い気がしてくる
例の家に引っ越したらこんな中で2,3日寝ないといけないかも…チラッと思う、早まったかな?
戸の隙間からのぞくと周囲はみんな暗くなっていて懐中電灯の光が動くのが見える
急いで買い置きの懐中電灯をセット、いつまで続くか分からないから念のためろうそくを点けた
30分ほどで復活して、その後は朝まで大丈夫だった
11時ごろが台風が1番接近していたようだ
しばらく風が弱まりかけ田と思ったら、反対の窓に雨が打ち付け始めた
遠ざかる台風の気配を感じながら、13号ほどではなかったなあと思う

翌朝、早くから隣家のおじさんたちの話し声、窓ガラスのすぐ外でがやがや 
どうやら私の部屋の下になる倉庫の中が雨漏りしているらしい
いつも締め切りの雨戸をはずしたりホースで水を流したりブラシでこすったりとにぎやか
私が借りている部屋の南部分の増設が下手だったのか、借りたときから雨漏りがするといわれていた
当初は大家さんが見に来たりして煩わしかったのだが、最近は声がかからない
廊下になっている増設部分の天井が雨しみで黒くカビたり、石綿のような天井材がふやけて落ちたりする
娘が使わないカーテン地を張って周囲を画鋲で止めて目隠ししてから3年になる
古い家を手直しした家だがもうここに来て10年余り、
風通しがよくて北側の窓から遠くのバンナの鉄塔が見える 住むには快適だ
外壁のコンクリートがはがれて落ちたり、ひさしの角が落下してプランターに刺さっていたりする
私が出たら多分取り壊すか、大きくリフォームするんだろうな

さて、昼前に例の家の台風被害状況を見に出かけた
ウチの周りはもう近所の人たちがきれいに片付けて台風の名残はないが県道に出ると悲惨
街路樹が半分に折れて飛散していたり、弱ったヤシが根こそぎ倒れていたり
空港下の大きな十字路では信号機が止まっていたり
例の家では家主さんが家の周囲に散らかった枝や木の葉を片付けていた
周囲は暴風戸でしっかり囲われて、中から縄で縛り付けてあるらしい
台風のたびにこれをやるのは大変だなあ…やっぱりサッシに変えなくちゃ…
雨漏りはしなかったという、ちょっと安心

帰りに大浜海岸にまわってみた
晴れてはいるが風が強くて時折小雨が横殴りで通る
海が水色と白い砂のまじった色ににごって三角波が押し寄せている
リーフにはまだ大波が立って砕けているのが見える
塩をたっぷり含んだ風が髪の毛をぐちゃぐちゃにする
タカアシシギが吹き飛ばされそうになりながら餌をあさっている
茶色の羽の大きなサギがばさばさと羽を揺らしながら低空で通り抜けた
ツバメが波の上と海岸の岩場上空を宙返りしながら餌をとっているらしい
台風の後ってこの緊迫感の名残りがいいんだなあ
でも、家を持ったらこんな暢気なことやっていられないはずね
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by isozineko | 2010-09-21 12:38 | 季節便り | Trackback | Comments(2)

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Commented by taro012345 at 2010-09-23 09:50 x
ご自宅、古民家も被害がなくてなによりでした。古民家の丈夫なことが確認できましたね。
さすが南の海ですね。台風のあとでも海がきれいです。北の海だと濁っているのですが。
Commented by isozineko at 2010-09-24 09:48 x
taroさんありがとう。直接の被害はなくてよかったです。
でも、いつもながら車や家の周囲、ガラスなどは塩でベタベタ、風当たりの強かった北東のベランダの植物は見事に塩枯れです。
つる性の草花なんてひとたまりもないです。
玄関の鉢植えだけは大小みんな取り込んだので無事でした。