姫ちゃん&崇元寺散歩
生まれたての孫を見に沖縄本島まで行ってきました
ナースステーションのすぐ隣の部屋に赤ちゃんが3人寝かされていて
カーテンが開けてあります。面会はガラス越し。
ピンクのバスタオルに包まれてお姫様は夢の途中
出産は2日がかりで、最後は吸引したのだそうです
ママはお疲れでした
5日たっても母乳が20CCしか出ていないそうで
おっぱいの時間は40-50分かかっていました
退院して、私の仕事が一段落した来週に産手伝いに来ることにしました
それまで息子よ 頑張って良きパパと夫を勤めなさいよ
帰りに崇元寺近くに用事で行きましたのでちょっと寄り道
大きな石造りの西の山門をくぐると正面に息を呑むようなガジュマルの大木
木陰は空気がひんやりして木の間から漏れる光がチラチラまぶしいです
昔の寺は沖縄戦で焼けたのか残っているのはこの山門だけです
ガジュマルは成長が早い木ではあるけれど、どのくらいたっているのでしょうか
これだけ大きいと、妖怪キジムナーの1匹や2匹住んでいそうです
枝からぶら下がったひげの様なたくさんの気根が地面につくと
そこからまた根を伸ばして地表を這います
木は枝の先と同じ広さまで根っこが広がっているといいますね
ガジュマルは近くに木があると気根が絡んで絞め殺してしまうのだそうです
そばの人間と比べると相当大きいですが、本体の幹は半分もないのではないかしら
沖縄戦で住民が逃げ込んだ岩穴や洞窟も、こんなガジュマルがあっという間に隠し
今も人知れず眠ってたままの人がいるというのはうなずけますね
23日は沖縄の戦争が終わった日で、公休日の慰霊の日、各地d慰霊祭が行われました
by isozineko | 2010-06-25 20:45 | びっくり! | Trackback | Comments(4)
大人になり、戦争の悲惨さを知ると人が人を殺す道具なんだと戒めています。広島や長崎以上に辛い過去を土や樹木が知っているんですよね。
崖から飛び降りる映像は胸が痛みます。
お孫さんの成長記録を共に楽しませてくださいね。
ほら面白画像みたいにね。
おばあちゃん!お忙しいでしょうが頼りにしてます。
82歳、昔の女学校時代に仲間の多くは看護徴収されて最前線に従軍したそうです。
兵隊さんに銃を持った兵隊さんに一緒に寝ろと脅されて、1番若い子は15歳で子供を生んだ仲間もいたそうです。
自分の親は絶対に従軍させなかったと、そのおばあちゃん。
その子はどうなったのか聞いてみました。
元の暮らしに戻れなくて、結局米軍キャンプの慰問ガールや、水商売しかできなかったよと…
姫ゆり学徒隊の悲劇は有名ですが、姫ゆりの女学生のほかにも、日本の兵隊さんを救おうと従軍して悲惨な人生を余儀なくされた娘さんがいたのですよね。
今、一週間の休暇をもらって一生懸命お世話中ですよ。